今回の、シングルアームは2部構成になっています。
その第一部です。
多くの他校の鉄道研究会などではあまりやってない、ここならではの話題です。
技術部では、普段みなさんが普通に乗っている電車を技術的な側面で研究しています。
電車に乗るのは簡単ですが、仕組みを知ってから乗るととても楽しいし興味深い物ですよ。
なんてったって鉄道はあらゆる科学技術の結晶ですから。
で、今回技術部では、次のように電車を分解して解説していきます。
具体的にどのような構成になっているかと言いますと……
まず、『モーターとモーターを制御する装置』次に、
『台車とどうやってモーターから車輪に力を伝えているかなど』そして、
『どうやって止まるか?』最後に、『車内設備はどのようになっているのか?』おまけとして、
『信号、標識はどうなってるのか?』となっています。
これらは、どれも知っていそうで実はよく分かっていない事ばかりです。
この類の話題はオタクの話題などと敬遠されがちですが、
実際には案外身近な事ですので是非、本書を読んで、そのような技術の知識をちょっと持って、
そして日ごろなんとなく授業を受けている理科や物理が
現実社会でどのように役にたっているかをご覧下さい。
レベルはだいたい小学校高学年から中学生ぐらいが理解できるようにがんばってみました
(まだちょっと難しいところもありますが…)。
また、大人の方が読んで下さっても十分に読み応えのある内容に
仕上がったと思いますのでどうぞ。